階段昇降が「二足一段」からやっと「一足一段」で昇降できるようになりましたが、まだ手摺に摑まり腕の力を頼りに力任せで行っている状況です。屋外歩行でも手摺のない段差は杖があっても難しい状態です。
最低でも杖で昇降できるようになりたいが。
足先が引っ掛るのは、ひざを曲げることができていない
階段昇りについて
昇りで麻痺したほうの脚を挙げる時に、段に足先が引っ掛かっています。
見えていない部分で脚を動かす事になるため、コントロールしにくくなっている。
麻痺したほうの脚を挙げる際、股関節(脚のつけね)と、ひざを使っているので、今回の動きでは、ひざが重要ではないか。
足先が引っ掛かってしまう問題の時は、ひざを曲げることができていないのが大きな要因かと思います。
■ただ脚を挙げるのではなくて、膝を曲げる事を意識し練習を。
階段降りについて
麻痺したほうの脚での支えるながコツといわれています。階段を降りる際、足はつま先からになります。着くのが、つま先からになるので、体重移動は、つま先から、踵への体重移動になります。
この体重移動を意識して練習していきたい。
階段昇降の練習
①膝を曲げる事を意識した脚を挙げる練習。
②つま先から踵への体重移動の練習。
当面やること
まず第一段階 <基本>
・非麻痺脚にしっかり体重移動し安定を確認する練習<平行棒で>
・軸となる脚(爪先ではなく足裏全体でしっかり支える。)
コメント
低い踏み台を使い、1段を登り降りする訓練が最初でした。
重心移動が水平ではないので、ステップ1段に両足が揃ってから、また動く所に難しさがある、それが印象でした。動から静、静から動、動き出しは負荷が大きいです。足の接地感が確実にないと、ステップに立ったときに垂直か水平かはっきりしません。左足の接地感もですが、膝の動きが解らない(私はそうだった)うちは、そもそも歩くことすら出来ませんでした。
水平、垂直は視界をフルに使って周囲から探ることになります。柱、カレンダー等、瞬時に探して補正出来ないと転倒→それが怖いから手すりを握る→腕の力で補助 のは動きとしては当然の結果です。
麻痺側の膝のため、降りるときに反対側の膝にかなりの負荷がかかっています。降りるときに麻痺足をドンと突くようになっているのは、非麻痺側の膝にも限界値があり膝折れに近いからです。ドンっとつけるのは、足全体には『感覚がある』訳で、左足が無痛・無感覚だった私には当初、無理でした。
ただ、この時に膝ではバランスを保てていません。だから手すりで補うことになります。
日常の歩行でも杖をお使いであれば、階段は手すりが必要になると思います。
限界値を超えると一瞬にして崩れるのは誰にでもあります。一時、登山(ハイキング)で下山をトレッキングポールなしで試していたのはその強化のためです。どうしても越えられない下りの段の高さが解ったので、それ以上、深追いはしていません。なお、猫背では見える範囲が限定的です。周囲からの探りという意味では、猫背じゃないほうが有利です。
コメント有難うございます。
ご指摘の階段降りる時の膝折れ状態です、筋力と体幹の向上が必要ですね、ランジ、ステップ台など基本のリハビリを手抜きしてきたつけかも。猫背の改善も歩行姿勢の上からも再三指摘されています。これからも意識をもって進めていきたいと思います。
手摺のない段差もありますので、最低でも杖を使い昇降できるようにすることか急務です。