肩甲骨付近が麻痺の影響で固く可動範囲が狭い 12/4(月)

歩行練習の課題は、杖歩行から自立歩行の移行期ですか、なんせ麻痺側を軸とした片足立ちが「一秒」という状況で、基礎機能の向上が最も重要なことを痛感し、ニューステップ・椅子・階段ランジ・足振り運動<股関節の可動>を進めてきましたが、歩行姿勢の改善も課題として生まれてきました(肩甲骨付近が麻痺の影響で固く可動範囲が狭い、巻き肩・猫背の影響で呼吸も浅い)。この課題について思いついた点をメモ報告します。(内容は、セラピストにアドバイスされた内容に元ずく私見です)

新たな課題は、肩甲骨周りに!!

歩行練習でOPから、
『麻痺側に充分体重移動されていることを確認しながら、非麻痺足の非麻痺側の左足を大きく出す』ことをアドバイスされ、それを意識してリハビリをしていきました。
それに加え前回、整復師より、
『歩行時、左手を大きく後に振る事を意識して、そうすることで、肩甲骨の動きが助長される』と助言がありました。
実際にこの2点を意識してリハビリ練習をしてみると、確かに歩行に推進力が付き、動画で確認しても良くなって来ていました。
しかし、麻痺足の脚力と体幹がまだまだ不充分で、その点の強化が課題なのかも。

●当面の課題——————
■自立歩行・杖歩行でも、麻痺側への体重移動が不充分。■目線・姿勢がどうしても頭がお辞儀をしている。<巻き肩・猫背の改善>ガニ股である(おいおい直してゆきたい)■歩幅は改善され広くくなってきたが、推進力不足
まだあると思うがセラピストにも相談して進めていきたい。

次の課題・・・胸式呼吸の習得

本日の個別リハビリで、整復師より、歩行時、左手を大きく後に振る事と同時に、私の場合、腹式呼吸より胸式呼吸をしてほしいといわれました。整復師が言うには・・・。

今の症状は背中にある僧帽筋や肩甲挙筋が伸びた状態で硬くなっており、肩甲骨の動きが悪く、血行も悪くなっています。巻き肩によって呼吸が浅くなってしまっています。
肩が前に出ていることで胸の胸郭という部分が小さくなり、その中にある肺が圧迫されると、肺活量が少なくなり呼吸が浅くなってしまうのです。そうすると十分な酸素を取り入れることができず、時には自律神経に悪影響を及ぼします。』

肩甲骨の可動範囲を広げ、巻き肩改善の為<胸式呼吸>をアドバイスされました!。理由は?

重複しますが要約すると『後遺症からくる肩甲骨まわりの緊張により、動きがなく固くなっていて呼吸も浅いです。そのため、『胸式呼吸をやって肺の周りの筋肉を使い、肋骨を広げ、肺の下にある横隔膜を使って肺を膨らませ、酸素を多く取り入れその結果、血行が良くなりインナーマッスルや体幹を鍛える効果が生まれます。』

胸式呼吸の効果を調べてみた

『胸式呼吸』は、主として肋間筋の働きによって行われる。
・副交感神経が働く・末梢血管が拡張・心拍数が減少・血圧が下降・α波の量が大きい
言われています。
胸式呼吸では自律神経の交感神経を優位にします。 交感神経が優位になることで頭がすっきりとして、適度な緊張感を体に与えることができます。 エクササイズのためには、筋肉が動きやすくなる交感神経の効果が役立ちます。 また、緊張を筋肉の負荷とすることもできます。

コメント

  1. こんばんは。ハピクニです。
    毎日、リハビリを頑張っていますね。その真摯な姿に感動しました。
    歩行時に、麻痺側の腕が振れていないのは、ビューティローラーなどの筋肉を柔らかくすることでかなり改善されると思います。
    これからも頑張って下さい。きっと良くなりますよ!お互いに頑張りましょう!

    • こんばんは、コメントありがとうございます。
      筋肉を柔らかくして、硬直した右半身を少しでも動かしていきたい。
      ハピクニさんのブログのアプローチは大変参考になります。ビューティローラーの類似の効果のある器具・トレーニングを探し、刺激を加える方法を見つけ、少しでも改善していきたいと思います。頑張ります。

  2. お世話になります。非麻痺側の上肢を歩行時にしっかり振るんですね。さっそく取り入れてみます、杖をもっているため、非麻痺側の肩甲骨を意識して動かしています。ちやんとできてるかわかりませんので通所時にセラピストに聞いてみたいかと思います。非麻痺側の上肢を振ることは抹消血管への刺激にもなるので、拡張期血圧にも良さそうですね。ありがとうございました!