脳梗塞後遺症と膝の痛み<ネットで調べてみた> 3/28(木)

脳梗塞のリハビリでなかなか改善しない悩みの一つとして『麻痺側の膝の痛み』です。
<痛むが走るのではないかという恐怖から>椅子から立ち上がる時・階段を下りるなどびくびくしている。
階段を下りる時、常に痛みが走るのではありません。低い椅子からの立ち上がりは身体の使い方にトレーニングが必要な状態です。

簡易説明編

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脳梗塞の方も膝の痛みを伴うケースはあります。
①歩行練習が可能になった初期段階
片麻痺状態で歩行を開始すると、最初の段階は体が忘れており、うまく足を運ぶことができません。特に立脚期初期において膝折れしてしまうケースがあり、その繰り返しにより、膝に痛みが出現することがあります。正しい足の運び方を習得することで痛みを軽減することができます
②生活期
麻痺側の脚に比べ、非麻痺側にかかる負担(がんばっている度合い)は多くなるので、その分力を入れることになります。とっさに転びそうになった際に踏ん張るのも非麻痺側です。使い過ぎ(がんばりすぎ)によって痛みが出現、場合には膝OAのような症状がでることもあります。
出典:https://rehabili-lab.jp/blog/crebral-infarcion-knee-joint-pain/

膝の関節の軟骨の質が低下し、少しずつすり減り、歩行時に膝の痛みが出現する病気です。変形性膝関節症の初期症状としては「平地での歩行は大丈夫でも、階段で膝が痛いために困っている」「歩行時の膝の痛みは無いけれど、正座は膝が痛くてできない」などが挙げられます。変形性膝関節症が進み末期症状となると、次第にO脚の変形が進んでいくことや、階段のみではなく平地での歩行にも支障をきたすようになります。

変膝痛にお悩みの方、特に膝の曲げ伸ばしや階段の上り下りがつらい人にはパテラセッティングがおすすめです。
パテラセッティングのやり方
①仰向けで膝を伸ばして寝る
②膝の下にタオルを入れる
③タオルを潰すように下に押し付ける(太ももの内側に力が入るように意識してください)
④呼吸を止めず5秒キープ(片脚10回ずつ行う)
パテラセッティングで鍛えられる主な筋
大腿四頭筋(特に内側広筋)
パテラセッティングの目的・効果
大腿四頭筋の筋力強化、大腿四頭筋の等尺性収縮、膝関節の痛みの予防、膝関節伸展可動域の拡大
出典:https://dosukoi-clinic.jp/column/014/

筋力強化が不可避な事は明らかです。その為にも、自宅での運動も重要とされています。簡単なトレーニングも紹介していました。運動を継続しておこなっていきたい。

【注目記事】 膝の痛み [ 原因編 ]

膝が悪いわけじゃない 膝は被害者だった!
今回は、膝の痛みについてのお話をさせて頂きます!
なぜ、「膝痛」をテーマにするかと言うと
当施設のご利用者で膝の痛みで悩んでいる方も多いからです
整形疾患のリハビリも対応させて頂いています
脳梗塞の後遺症で麻痺側とは反対側の膝に負担がかかり痛くなっている方もいらっしゃいます
そんな、多くの方を悩ます「膝痛」ですが、原因は本当に膝にあると思いますか!?

結果として痛いのは膝ですが、膝は被害者なのです!
膝が痛む原因として、軟骨のすり減りや関節の変形という事がよく言われますが
ある研究結果では、レントゲンで膝関節が変形し骨と骨がぶつかってしまっているような人でも
5割の人は痛みが出ていない というのです
つまり、関節の変形と痛みはそこまで相関性があるということではないようです
逆に、レントゲンで問題がないにもかかわらず膝が痛い方がいるのも事実です
確かに、すごいO脚でも平気でスタスタ歩いているおばあさんなどを見かけたことがあります(近所の畑で)
膝関節の変形は痛みに直結しなくとも、普段から膝に負担がかかっていることには間違いないと思います

膝に負担がかかる原因として、股関節や足になんらかの問題がある場合が多いです
先ほど膝は被害者と言いましたが、これがその理由です
膝が痛くなるより先に股関節や足の関節が歪んでいたり硬くなっていたり筋力が低下していたりと
股関節や足にそういった事情
があり、膝はその被害を受けているのです

膝は股関節と足関節の間に挟まれた関節です
膝関節は曲がる方向にしか動きが出ませんが
可動性が少ない分、関節面は広く靭帯なども多くあり安定感はあります
そのため、膝単体で問題が生じるのは怪我(スポーツや交通事故など)くらいでしょう
反対に股関節は可動範囲が広く不安定であり骨盤(胴体)とも繋がっているため、すぐに硬くなったりしやすいです
足も複雑で小さい骨が多くあり、地面と接しているのでもろに体重がかかり歪みなどが起こりやすい部位です
この様な股関節や足の問題が膝の負担として蓄積されていきます
なので、リハビリでは膝ではなく股関節や足をよくチェックしたり治療したりします

日本人は膝が変形してくるとO脚になりやすいです(欧米人はX脚になりやすい)
膝がO脚(外側)の方向に負担がかかってしまう様な足の着き方をしていないかチェックしてみるのも良いと思います ↓
・足の外側(小指側)に体重がかかっている
・扁平足
・つま先や膝が内側を向いている(内股)

・踵と足首の角度(右足の方がO脚になりやすい)
また、日頃から股関節をストレッチしたりスクワットなどの運動も良いと思います
出典:https://www.rehalab.jp/cn4/2021-12-09.html

ももの裏側の内側 ハムストリングス
股関節腸腰筋
ももの内側内転筋

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コメント

  1. ありがとうございます。膝痛改善、軽減、予防にはたくさんの情報ありますよね。個人差があると思いますから自分に合う方法を選択したいですね。私は現在通所しているデイサービスでの下肢に加え上肢の体操、ストレッチを前向きに取り組むことにしてます。1人でできない動きはフォローしていただき良い感覚を感じています。フォローしていただけるサービスは私にとっては感謝しかありません。

    • コメント有難うございます。
      同じ脳梗塞の後遺症のリハビリでは、TNさんのおっしゃる通リ、セラピストの話しでは『ダメージを受けて部位により症状とリハビリの適正は千差万別、同じ方はいません』と。
      生きてりゃハッピイ♪さんの ”座しているだけ、能書きを垂れているだけでは何も変わらない” この言葉の通リ、<良さそうなら先ずやってみて、会わなければ他の方法を>そんな気持ちでめげず、色々試してみたいと思います。