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まず、腰と足首を吊るし、何もせずリラックスした状態で数分間放置。
これは、自重免荷作用により関節や筋肉にかかる負担を減らし、重力の影響を軽減することで、以下の効果が期待とされています。
■関節の滑らかな動きを促進 ■筋肉の緊張を緩和 ■リラクゼーション効果
次に、下肢全体を揺らし、振り子のような運動や振動を行いました。これにより、体が以下の感覚を感じ取る固有受容感覚センサーが刺激されます。
「今どんな姿勢か」「どれくらい力が入っているか」
この刺激によって、体の感覚が目覚め、動きや力のコントロールがスムーズになと言われています。
その後、一度ロープを緩め、緊張が和らいだ内反尖足（足首が内側に反りやすい状態）の下肢に対して、強めのマッサージとストレッチを施しました。
その後再びレッドコードを揺らし、緊張をさらに解きほぐしました。このプロセスを数回繰り返して施術を行いました。
非麻痺側（健康な側）にも同様の施術を行い、そして、最後に右上肢に強く出ていた痙縮（筋肉が硬直する症状）に対してストレッチを実施。
施術後、身体を起こして座り、麻痺していたつま先を上げ下げしてみたところ、施術の効果が現れか、以前より自力でつま先を上げられるようになっていました。（びっくりです！）
麻痺足のつま先が上がった！
・・・ 小さな変化の喜び
レッドコードの施術後、歩行状態を撮影して確認しました。
撮影後に見返してみると、ガニ股が少し改善されているように見えます。
また、麻痺している足のつま先がわずかではありますが上がってきているように感じます。
この変化が施術の成果であれば、今後もこの感覚を覚えておきたいと思います。
プーリー運動 姿勢改善と右麻痺腕の伸びを感じて
右の麻痺足を軸にした片足立ちができていない点が、歩行改善の一番の課題と考え、麻痺側の体幹を向上させるために行っています。
足をゆっくり持ち上げて椅子に着けることを意識していますが、これがなかなか難しい状況です。
設定された５分間の運動も休むことなくできるようになりました。また、姿勢も以前より改善されてきていると感じます。今日は特に右の麻痺している腕がいつもより伸びているようです。
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