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リハビリの送迎車が待つ駐車場に向かうため家を出ると、健側の膝に痛みを感じました。
麻痺側は「クロウトゥ(足指の変形)」の状態で、健側の足指は赤く腫れており、普段と違う負担がかかっているようです。歩行に支障をきたすほどの痛みではありませんでしたが、個別セッションの際に相談することにしました。
今日は外出散歩組もないため、施設内は賑やかです。空いているトレッドミルからトレーニングを開始し、バイク、ニューステップと、いつもの負荷と時間でメニューをこなしました。
有酸素運動が終わり休憩していると、個別リハビリの声をかけていただき、気になっていた痛みについて相談しました。
体重移動がカギ!ステップ台での痛みを克服
膝窩筋(しっかきん)付近を軽く揉まれただけでも痛みを感じましたが、痛みが出ない絶妙な力加減でマッサージしていただきました。麻痺側の下肢もストレッチとマッサージを施していただき、施術後に歩いてみると痛みは治まっていました。
いつものように平行棒・ステップ台で運動をしていると、降りる際に麻痺側の足の膝を曲げたときに痛みが走りました。
不思議なことに、杖歩行でステップ台を行うと痛みは出ません。
セラピストに相談したところ、次のようなアドバイスをいただきました:
「ステップ台を越える際、平行棒に掴まっている腕に頼りすぎて、麻痺側への体重移動が十分にできていません。そのため、出す足の位置が端に寄りすぎて、膝に不自然な負荷がかかっています。杖歩行の場合は、杖にそれほど頼らずに昇降できているため、麻痺側への体重移動がスムーズで、膝への負荷が少なくなっています。まずは足の着く位置を少し内側にしてみましょう。」
このアドバイスに従い、足の着く位置を修正することで、痛みが解消され姿勢も改善されました。
目線がポイント?横歩きトレーニングの意外な課題
台を使用したランジ(麻痺側を軸とした体幹強化)とゴムバンドを使用した横歩き(中殿筋や大腿筋膜張筋などの外転筋群の強化)は、自宅でも日常的に行っています。ただし、動画で確認すると、目線が下がり猫背になっている点が気になりました。今後改善していきたいポイントです。
先週と比べて腕の可動域が改善してきました。下を向く時間が減少し、姿勢も良くなってきています。ただし、連日の寒さで痙縮が強くなり、肩甲骨周りも硬くなっています。可動域をさらに広げるため、継続して取り組んでいきたいと思います。

コメント
膝の痛みは辛いですよね。私も以前痛みがあり整形外科で膝に溜まった水を抜いてもらいました。歩行時の足の着く位置も大切なんですね。私も杖歩行でやたらと速く歩くことと、非麻痺側歩幅大のみ意識してますが、予防の意味でも足の着く位置も考慮してみたいと思います。
コメントありがとうございます。私も膝の痛みには苦労してきました。
実は、ステップ台での膝の痛みも、不適切な歩行姿勢が原因でした。セラピストに相談したところ、私の場合は骨盤の歪みも大きく関係していることが分かりました。骨盤が歪むと体の重心が偏り、膝関節への負担が増加するそうです。さらにこの歪みは膝関節の可動域も制限してしまい、痛みを引き起こす要因になるとのことでした。
骨盤の歪みの主な原因として、麻痺による支持筋力の低下や、猫背・前かがみなどの不良姿勢が挙げられます。セラピストからは、膝の痛みを改善するためには、まず日常的に正しい姿勢を意識して骨盤の位置を適切に保つことが重要だとアドバイスを頂きました。