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最高気温15℃と春の陽気。しかし明日からはまた寒波が襲来するとの予報です。
気温の高低差は、麻痺のある身体にとって大きな負担となります。クロウトゥ（足の指が曲がる症状）や痙縮（筋肉の緊張が高まる症状）も悪化しがちです。
今日は週二回の通所介護の日。「身体を少しでも動かさないと」という気持ちで迎えの車を待っていました。
今日は施設外散歩の組はなく、30数名の利用者さんが各々のマシンや集団体操に取り組んでいます。
にぎやかで活気あふれる掛け声が響くなか、いつものように有酸素運動のトレッドミル、バイク、ニューステップを10分ずつこなしていきました。
ニューステップでは、メーカーのトレーニングビデオを見ながら、①ひざ痛予防トレーニングプログラムと②サーキットトレーニングプログラムで。負荷や椅子の位置を調整できる範囲で行い、同じ動きだけでなく変化をつけることでやりやすさを感じました。
マシントレーニングメニューを終えた後、階段歩行の自主トレーニングに移りました。
前回は降りる際に麻痺側への体重移動が不十分で、姿勢も悪かったため、今回はその点を意識して取り組みました。動画を確認すると、まだ改善の余地があり、昇る時に腕に頼りすぎていることがわかりました。右麻痺足を下ろす際に「どすん！」と着地し、『タメ』が効いていない状態です。もし水を入れたコップを麻痺のある右手で持っていたら、水が飛び出ていたでしょう。
前回はステップ台を降りる際に右膝に痛みがありましたが、今回は足の位置と麻痺側への体重移動をしっかり行うことで姿勢が垂直になり、膝への負担が軽減され、痛みは出ませんでした。トレーニングチューブを使った横歩きも必ず行うようにしています。
姿勢や目線はかなり改善されてきましたが、猫背とガニ股はまだ残っています。麻痺足を前に出す際に「そっくり返る」癖を改善し、股関節を上げることを心がける必要があります。
姿勢は改善されましたが、目線はまだ下を向いています。右麻痺腕は上がるようになってきました。一度上げて、息を吐きながら左腕で引っ張り上げるようにすると、さらに可動範囲が広がりました。
今日はむくみを解消し、血行を良くするメドマー加圧マッサージを行うことができませんでしたが、次回は必ず行うようにしたいと思います。
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