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今日の通所介護では、まず有酸素運動からスタートしました。リカンベントバイクは以前故障していた椅子の調整機能が新機種に交換されていました。新しいバイクは大型になり、安定感が増して使いやすくなっていました。
個別のケアの時間になり、セラピストの方に右麻痺側を中心に施術をお願いしました。硬くなった内股の筋肉をマッサージしていただいている際、強い痛みを感じることがありました。セラピストによると「これは『トリガーポイント』と呼ばれる硬い結節があるためで、押すと強い痛みを感じることがあります。筋肉の血流が悪くなり、老廃物が溜まっている状態なんですよ」とのこと。
トリガーポイントを優しく押し、軽く揉みほぐしていただきました。さらに、筋膜を柔らかくして滑りを良くする「筋膜リリース」と、軽いストレッチで内転筋を伸ばし、柔軟性を高める施術もしていただきました。
施設内での歩行を動画で撮影してみました。ガニ股の状態は相変わらずですが、良くなった点をいくつか見つけることができました。
・姿勢と目線が改善され、以前のように下を見ることはなくなりました。ただ、まだ少し猫背気味です。
・右麻痺側の足のつま先が上がるようになってきました。足首の可動範囲が増したのは大きな進歩です。
・ただ、健常側の脚を意識して大幅に出す点はまだできておらず、意識するとそっくり返ってしまいます。今後は股関節の可動を意識することが必要だと感じました。
Ha整復師のセラピストに呼び止められ、
『前回のレッドコードで体をゆする運動などにより、筋肉の緊張が解放され関節の可動域が拡大されました。しかし、緩んだ状態で歩行を始めると、動きが不安定になっていました。レッドコードの運動後は、内転筋などの緩んだ筋肉をストレッチすることで引き締め、歩行の安定を図ることが大切です』
とレッドコード後のケアの重要性をアドバイスしていただきました。
最後に、プーリーを使った運動を行いました。Redcord AXISは、肩甲骨の可動範囲を広げるのに非常に効果的な装置です。実際にやってみると、滑らかな動きで気持ちよく運動ができました。麻痺側を動かすときは、もう一度力を入れて動かすことを意識しました。また、職員に同じ麻痺症状を持つ方にも声をかけてもらい、プーリーの効果を実感してもらいました。以前と比べて『AXIS』の滑らかさに驚き、気に入ったようで、次回からメニューに加えることを職員に伝えていました。
今日のリハビリでは、新しいリカンベントバイクでの有酸素運動から始まり、トリガーポイントのマッサージや筋膜リリース、ストレッチを通じて筋肉の柔軟性を高めることができました。歩行の改善点も確認でき、レッドコード後のケアの重要性を再認識しました。プーリーを使った運動では、肩甲骨の可動範囲が広がり、麻痺側の動きも促進されました。これらの成果を今後のリハビリに活かしていきたいと思います。

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